中国渡航用健康診断(留学半年以上)


  • X1ビザ(留学期間が181日以上)で渡航さる方は、現地で居留許可を取るために日中友好病院(東京代々木)または旧国立病院で受診した外国人体格検査記録(中国渡航用の健康診断書)が必要となります。旧国立病院でもビザ用の健康診断を行っていない場合があります。

     

  • 渡航時に健診結果表血液検査結果表胸部レントゲンフィルムも一緒に持参し大学へ提出して頂きます。健康診断書は6ケ月以内に受診したものが必要となります。

     

  • 大連外国語大学の場合、60際以上の方は入学申請時に「外国人体格検査記録」の提出が必要になります。

     

  • 北京語言大学の場合、60歳以上の方は留学期間は半年以内に限定されます。また、日本の一般病院で受診した健康診断書を大学に提出する必要があります。この他に大学所定の念書へサインが必要です。

     

  • 各大学ともに受け入れる留学生は「心身ともに健康な方」としています。

関西方面にお住いの方

  • 大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県にある国立病院の多くはビザ用の健康診断を行っていません。(大阪府豊中市立病院は対応しています)

福岡県にお住いの方

  • 大牟田病院(予約制/結果が出るまで約2週間)と東医療センターはビザ用健康診断を行っています。※最新情報は各医療機関に直接お問い合わせ下さい。

健康診断費用

  • ビザ用健康診断費用は平均して35,000円程度です。
  • 下記の領収証は静岡県で健康診断を受けられた方の物です。検診費用は27,864円(地方都市のためか?やや安めです)
中国語学留学 外国人健康診断費用 X1ビザ 半年以上の留学
X1ビザ健康診断の領収証

持参した健診表は現地で認証を受ける必要があります。

  • 日中友好病院(東京都千代田区代々木)以外で受診した場合は、持参した健康診断書(及び血液検査表、胸部レントゲンフィルム)を大学が指定する健診センター(衛生検疫部門)で検査項目と検査結果のチェック(认证)を受ける必要があります。現地で直接健康診断費を受ける場合の費用は500元(1万円)程度です。

     

  • 大連市の場合は辽宁出入境检验检疫局と言う健診センターでチェックを受けます。遼寧師範大学からは地下鉄で30分程度、大連外国語大学からは車で1.5時間程度です。

     

  • 北京語言大学の場合は学内にある北京国際旅行卫生保健中心海淀门诊部と言う施設でチェックを受けます。

     

  • 華東師範大学の場合は上海市国际旅行卫生保健中心と言う施設でチェックを受けます。

     

  • 健康診断の結果によっては入学が出来ない場合もあります。(感染病がある方、留学生活に支障がある方等)

健康診断は現地到着後でもOK

  • 日本でX1ビザ申請を行う際に健康診断結果の提出は不要です。
  • 日中友好病院(千代田区代々木)で健診を受け、結果が特に問題の無い方は現地での書類チェック(认证)は免除されます。
  • 日本の旧国立病院で健診を受けたとしても現地で大学指定の健診センターへ行く必要があるのであれば、日本で3万円近い健診を受けるよりも現地で受けた方が費用を節約できると言う事になります。但し万一現地での検診の結果、重大な疾患など(特に感染症)が見つかった場合は入学が出来ない事もあります。シニアの方やご自身の健康状態に不安のある方、現地での健診に不安のある方は日本で受診しておいた方が気が楽かもしれません。

日本から持参した健康診断表の審査について 

  • 日中友好病院の診断書は現在中国で認められています。 他院の診断書は大学が指定する病院で認定を受ける必要があり、認定されれば新たに健康診断の受診は不要になります。 認定されない場合には新たに所定の追加健診を受ける必要があります。行かれる場合は500元を持参してください。(Webでの予約が必要です

中国語学留学 健康診断書の審査
大連の健診センターで健診表審査の受付表。